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クリックされるタイトルと説明文の作り方|順位が良いのにクリックされない時

Wemiro編集部読了目安 8
タイトルメタディスクリプションクリック率

順位は悪くないのにクリックされない、をまず疑う

検索結果の何番目に出ているか(掲載順位)は悪くないのに、思ったほどアクセスが伸びない。このとき原因になりやすいのが、検索結果に表示されるタイトル説明文です。

検索した人は、検索結果に並んだタイトルと説明文だけを見て「どれを開くか」を一瞬で決めます。ここが読者の目的とずれていたり、内容が伝わらなかったりすると、上位に出ていてもクリックされにくくなります。逆に言えば、タイトルと説明文は順位を上げなくても今日から改善できる、クリック率(検索結果に出た回数に対して、どれくらいクリックされたか)の伸びしろです。

この記事では、Google公式の仕様をふまえたうえで、自分のサイトのタイトルと説明文を直す手順を、具体的な書き換え例とあわせて紹介します。

前提:タイトルはそのままの形で出るとは限らない

Google公式ドキュメントでは、検索結果のタイトルリンクに影響を与えるには、各ページに固有で・内容を的確に表す・簡潔なタイトル<title> 要素に設定し、キーワードの詰め込みを避けることが有効だと説明されています。

もう1つ大事なのが長さの扱いです。公式には、<title> 要素の長さそのものに上限はありませんが、検索結果では必要に応じて切り詰められ、多くの場合は端末(デバイス)の画面幅に合わせて調整されるとされています。つまり、書いたタイトルが検索結果にそのままの形・長さで出るとは限らず、「何文字までなら安全」という固定の正解もありません。スマートフォンとパソコンで見え方が変わる前提で、大事な言葉を前に置くのが現実的です。

説明文(メタディスクリプション)の整え方

検索結果でタイトルの下に出る説明文(スニペット)に向けて、Google公式では、ページごとに固有で内容を的確に説明したメタディスクリプション(ページの概要を書いた説明用テキスト)を書くことが推奨されています。

こちらも長さに決まった上限はなく、検索結果では必要に応じて切り詰められ、多くの場合は端末の幅に合わせて調整されると説明されています。また、nosnippet で説明文の表示自体を止めたり、max-snippet で表示文字数を制限したりする手段も用意されています(通常のページでは使いませんが、「この部分は検索結果に出したくない」という場合の逃げ道として知っておくと安心です)。

ここまでを一言でまとめると、タイトルも説明文も「こちらの希望」であって、最終的な見え方はGoogleと検索した人の状況しだいで変わるということです。だからこそ、詰め込みや飾りではなく「読者が探しているものにまっすぐ答える」ことが、結果的にいちばん効きます。

クリックされるタイトル・説明文の5ステップ

自分のサイトの1ページを題材に、次の順番で見直します。

  1. その1ページが何のクエリ(検索窓に入力された言葉)で表示されているかを確認する。狙いと実際にずれていないかをまず把握します。
  2. 検索した人の目的を1文で言い切る。「何を知りたい/したいのか」を先に決めると、入れるべき言葉が定まります。
  3. タイトルは「答え+ひとつの便益」を前半に置く。固有で・的確で・簡潔に。キーワードの詰め込みや、同じ語の繰り返しは避けます。
  4. 説明文は、タイトルで約束したことの中身を具体的に予告する。数字・対象・手順の有無など、開く価値が伝わる情報を前半に入れます。
  5. 端末幅で切られる前提で、重要な語を左(先頭)に寄せる。後半が切れても意味が通る並びにします。

ワークスルー:「経理 業務効率化」ページを直してみる

抽象論だけでは動きにくいので、架空のBtoBサービス紹介ページ(想定クエリ「経理 業務効率化」)で実際に書き換えてみます。

書き換え前

  • タイトル:経理 業務効率化 ツール|経理効率化なら株式会社サンプルの経理システム
  • 説明文:経理の業務効率化を実現。経理効率化ツールをお探しなら株式会社サンプルへ。

問題は明確です。「経理」「効率化」を繰り返すキーワードの詰め込みになっていて、読者が得られる中身が何も書かれていません。会社名が前に来ているため、端末幅で切られると肝心の便益が消えます。

書き換え後

  • タイトル:経理の業務効率化を始める手順|月次決算を3日早める5つの見直し
  • 説明文:経理業務のどこから効率化すべきかを、月次決算・請求・経費精算の3領域で整理。ツール選びの前に効果が出る見直しポイントと、失敗しやすい順番を具体例つきで解説します。

変えたのは、約束(何が手に入るか)を先頭に置いたことと、繰り返しをやめて具体(3日・5つ・3領域)を入れたことです。会社名という「読者にとって後回しでよい情報」は末尾へ下げました。順位が同じでも、こちらのほうが「自分ごとの答えがありそう」と伝わり、クリックされやすくなります。

よくある誤解:文字数さえ守ればいい?

「タイトルは32文字、説明文は120文字に収めればよい」という話をよく見かけますが、これは半分だけ正解です。前述のとおり、検索結果での見え方は端末の幅に合わせて切り詰められるため、決まった文字数に収めても切られるときは切られます。文字数を目標にするより、大事な語を前に寄せ、後半が切れても意味が通る構成にするほうが実際的です。

もう1つ知っておきたいのが、検索結果は見る人によって一定ではないという点です。Google公式では、検索結果は検索した時間・場所・端末・その人の直近の履歴によって変わると説明されています。つまり、自分の画面に出る検索結果が、必ずしも他の人が見るものと同じとは限りません。「一度直したら固定」ではなく、表示のされ方は動くものとして、後述の効果確認とセットで考えるのが安全です。

自己点検チェックリスト

書き換えたページを、公開前に次の観点で見直してください。

観点確認することつまずきやすい点
固有性タイトル・説明文がそのページ専用になっているか全ページ同じ定型文の使い回し
答え先出し読者の目的への答え・便益が前半にあるか会社名やキャッチコピーが先頭を占有
詰め込み回避同じキーワードを不自然に繰り返していないか「経理 経理効率化 経理システム」型
具体性数字・対象・範囲など開く価値が伝わるか「実現します」「お任せください」で中身なし
切れても通じる後半が切り詰められても意味が成立するか重要語が末尾に置かれている

効果は「書き換えて終わり」ではなく数字で確かめる

タイトルと説明文は、直したあとに本当にクリックが増えたかを確かめて初めて意味を持ちます。Google Search Console の「検索パフォーマンス」レポートでは、クリック数・表示回数・クリック率・平均掲載順位を確認できます。書き換えたページで、前後の数字がどう動いたかを見ます。表示回数がほぼ同じままクリック率が上がっていれば、その改善は効いたと判断できます。

とはいえ、「表示は多いのにクリックが少ない、直す価値の高いページ」を毎回そのレポートから探し出すのは手間がかかります。Wemiroは、GA4とSearch Consoleの実データをつないで、どのページが表示回数のわりにクリックが取れていないかを一画面で把握できるようにします。改善候補の発見から効果の確認までを、数字を追いかけ続けなくても回せるようになります。

クリックが減ったとき全体を点検する手順は「Search Consoleのクリック数が減った時に確認する5つのチェックポイント」を、そもそも読者の狙い(検索意図)に合っているかの見直しは「検索意図の調べ方」もあわせてご覧ください。

出典

  1. Google 検索セントラル - 検索結果のタイトルリンクの管理
  2. Google 検索セントラル - 検索結果のスニペットの管理
  3. Search Console ヘルプ - 検索パフォーマンス レポート

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