Search Consoleのクリック数が減った時に確認する5つのチェックポイント
表示回数は変わらないのにクリック数だけ減っている
Search Consoleを見ていて「表示回数はほぼ横ばいなのに、クリック数だけ下がっている」という状態に気づいたことはないでしょうか。この場合、検索順位そのものは大きく崩れていないことが多く、検索結果での見え方(クリックされやすさ)に原因があるケースがよくあります。
ここでは、社内でSearch Consoleを内製運用している担当者向けに、確認する順番つきでチェックポイントを整理しました。
確認する5つのポイント
1. 平均掲載順位が下がっていないか
まず大前提として、平均掲載順位が継続的に下がっていないかを確認します。表示回数が横ばいでも、平均掲載順位がじわじわ下がっている場合、上位に表示される機会が減ってクリックされにくくなっているだけの可能性があります。なお平均掲載順位は複数の検索結果での位置を平均した値なので、クエリ・デバイス・検索タイプ別に絞って推移を見ると、より正確に判断できます。
2. タイトル・ディスクリプションが検索結果に反映されているか
Googleは検索意図に応じて、設定したタイトルやディスクリプションをそのまま使わず、ページ内容から自動生成した文言に差し替えることがあります。実際の検索結果画面で、意図した文言が表示されているか確認しましょう。
3. 競合ページに強調スニペットやAIによる概要が表示されていないか
同じキーワードの検索結果で、競合ページが強調スニペットを獲得していたり、AIによる概要(AI Overviews)や「他の人はこちらも質問」が検索結果の上部に表示されていると、自ページがクリックされにくくなります。検索結果画面を実際に開いて確認するのが確実です。
4. デバイス別のクリック数に偏りがないか
Search Consoleのフィルターでデバイス(モバイル/PC)別に見ると、モバイルだけクリック数が落ちているケースがあります。まずはデバイス別に、検索クエリの内訳・平均掲載順位・検索結果での見え方が違っていないかを確認します。モバイル表示の崩れや読み込み速度は、クリックそのものより、順位や再訪のしやすさに間接的に影響する要素として、あわせて見ておきます。
5. 季節性・検索需要そのものの変化がないか
- 対象キーワードがそもそも季節性のある語か
- Googleトレンド等で検索需要自体が落ちていないか
を確認します。需要そのものが減っている場合は、ページ側の改善だけでは回復しません。
チェックの優先順位
実務では、まず「1. 平均掲載順位」を確認し、順位に大きな変化がなければ「2〜4」の見え方要因を疑う、という順番で進めると効率的です。
| 状況 | 疑うべき原因 |
|---|---|
| 順位もクリック数も下がっている | 個別ページまたはサイト全体の順位低下 |
| 順位は横ばい・クリック数だけ下がっている | 検索結果の見え方(タイトル表示・競合の強調スニペットやAIによる概要) |
| 表示回数自体が下がっている | 検索需要の変化・インデックス状況の問題 |
まとめ
クリック数の減少は、順位低下だけが原因とは限りません。平均掲載順位・検索結果の表示のされ方・デバイス別の偏り・検索需要の変化まで確認すると、より的確な打ち手が見えてきます。
原因が順位そのものの低下だった場合は、検索順位が下がったときに自分のサイトのどこを見て何を直すかも合わせてご覧ください。
出典
